平成24年度第3回KIICセミナー「議会改革について(仮題)」

 

日時 2012年7月25日(水)  14:30~17:00
会場 (株)富士通マーケティング FJM様 第1・2セミナー室
住所:大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル 13 階
会場関連URL http://www.fjm.fujitsu.com/company/facilities/kansai_2.html
料金 KIIC会員は無料。非会員の方も無料ですが、次回セミナー等参加時にはご入会をご検討下さい。
出演/講師 天野 秀治氏
社会教育委員・奈良尚武館(剣道)道場長
剣道教士七段 スポーツ少年団指導員 社会体育指導員
アミック株式会社 代表取締役(Internet MAHOROBA)
日本インターネットプロバイダ協会会員 IT(UNIX系)技術者
奈良市議会議員
(以上は天野氏HPより抜粋、詳しくはhttp://www.s-amano.jp/profile.html)
内容報告 講演(14:30〜16:00)
〜議会改革について(仮題)〜
  「議会改革」って最近とみに言われるようになってきた。議会基本条例も300弱の団体で制定された。しかし議会サイドで「市民とともに歩む」といっても、市民サイドには議会とともに歩む気がない。報酬が高い、人数が多い、監査・調査機能、政策提案などと議会の機能強化を図ろうとの動きがあるが、こんなことは執行部にやらせればいいことで、「議会なんていらない」、議員の100倍もの職員数を抱える執行部に勝てるわけがない。政策提案をしたければ市長になればいい。執行部は「議会の審議に必要な説明のため議長から出席を求められたときは、議場に出席しなければならない」と自治法に規定されているのに、執行部の出席しない会議はない。そもそも議会の独自性はあるのか、と思われているのかも知れない。議員の人数を削減することがはやりで、これが議員サイドの「身を切る努力」といわれるが、こんなバカな言い方はない。自らの代表者の人数を削減したのだから、これは市民が身を切ったのだ。これを議員サイドの努力と考えること自体、議員には再選されることしか頭にないことの表れだ。等々。
 お茶の間政治談議をする気はない。二元代表制の意義は少数意見の反映といわれるが、議会がオール与党化すれば議会の死滅でしかない。地方自治制度発足65年、安定化という名の腐敗と陳腐化が進行してしまった。地方分権の時代といわれるまさにその時期に、実は議会は死に体でしかなかったのである。ここから様々な再生が始まった。通年議会、夜間議会、議員はパートタイマーかフルタイマーか、その場合の報酬の考え方は?二元代表制のもとでの妥当な代表者数は?執行部と議会のあるべき関係は?
 今回は議会改革の震源地であり、また学究の徒でもある天野奈良市議会議員を講師に迎え、奈良市議会における議会改革の取り組みと、天野議員の考える議会改革について語っていただきます。
 参加者との討論の時間も確保しています。「市議会」はどうあるべきか、みんなで考えましょう。

参加者議論(16:00〜17:00)

交流会(17:15〜)
当日ご案内します。必ず参加意向を示して下さい。会費は実費(4,000円程度)。
★参加登録後、当日欠席の場合は後日請求させて頂く場合がございますので
 ご理解とご協力をお願いします。
主催 NPO関西情報化維新協議会
その他 お申込等は、Smart-PRでお願いします。